第六章 北海道大学獣医学部
1.北大のチョビ
2.醸造酒醸造所
3.クラーク博士と羊の乳
4.地獄の谷の閻魔大王
5.室蘭再び
今日の予定
・北大医学部で、漆原教授を生け捕りにする
・クラーク博士の手の形がどどん波であることを証明
・登別温泉
・フェリーに乗る
3.クラーク博士と羊の乳
オザワゴンに乗り込み、次の目的地は羊ケ丘展望台。あのクラーク像(本体)があることで有名な牧場であるとともに、ジンギスカン発祥の地でもあるらしい。俺はとりあえずクラークはどうでもいいが、ジンギスカンの語源はどうしてもはっきりさせておきたかった。
途中、エスパ発見。我孫子オリジナルだと思っていたのだが、こんな北の果てにもあったとは意外である。
羊が丘に到着。クラークしかいないのに、入場料を一人500円も取られる。最終日のこの出費はでかく、ばるな2が断末魔の悲鳴をあげている。
入口付近には羊が放牧されていた。さすがのまこりも羊の餌は持っておらず、羊に構ってもらえない。というか羊はものすごい鼻息で目の前の草を食いまくっていたので、人間などお構い無しである。一応柵越しに触れるようになっていて、ウール100%を実感できるようになっている。でも、なんかポリエステル10%混じってそうな感じもしたが、まあ良かろう。
ちょっと進むと、すぐにクラーク像があった。思っていたより大き目。残念ながら、手の形は微妙にどどん波の形をしていなかった。全くもって遺憾である。
羊が丘の売店には、いろいろと変なものが売っていた。その中でも出色は「羊乳」である。羊の乳。牛乳の羊バージョン。150MLくらいで400円と結構値ははるが、ここはやっぱりいっておかないと。みんな少しずつお金を出し合って、買ってみた。
羊乳(よく振ってお飲みください)の感想
・とりあえず、飲んだ感じ全然牛乳とは違う。
・濃い。果てしなく濃い。
・ちょっと塩味入ってる?
・微妙にどろどろしてる感じ。べたつく。
など、基本的に褒め言葉は無く、うまくもなんともなかった。
なお、結局この牧場ではジンギスカンの語源の謎は解けず、ガッカリこの上ない。
どうもこの牧場は失望させられることが多かった。
コメント集その10 「札幌の感想」
たけし | ビール、ジンギスカンにありつけて満足 |
まこり | いや、結構新聞部の人間関係の危機だったよね。 すすき野がカブキチョーで助かったまこり。 |
はるか | サッポロにてアサヒビール園。 すすき野は懐かしい感じ。皆酔っ払い |
いがた | スーパードライは最高です。 市街地は運転しづらいよな。獣医学部万歳。 |
羊が丘を去り、次の目的地は登別。だが、途中で支笏湖という湖の前でちょっと止まってみた。
この支笏湖、思っていたよりはるかに巨大。ていうか、海?と思うくらい波打っている。
ところで、前に6本買ったおーいお茶も、残すところあと1本となっている。やはりお茶の買いだめは大成功であったのだが、そのお茶をクーラーボックスで冷やしておいたのが、コンビニの氷。その溶けたものが、いまだに廃棄されず残っている。コンビニで買った氷なので、溶けた水もちゃんとビニールの袋に入っているのだが、いつ袋がオザワゴンで破裂しないとも限らないので、ここで袋を叩き割ることにした。叩き割るのは、まこりである。辺りを嫌な予感が包み込んだ。
バシャッ!!!!
まこりが地面に水袋(元は氷袋)を叩きつける。
たけし「うわっ!!!
思いのほか勢いは強く、ビニルの水のかなりの量がたけしに直撃。さらにそれをも貫通し、オザワゴンの後面を思いっきり濡らす。
かくして、多くの犠牲を払いつつもオザワゴンの抱える最大の爆弾「水袋」は処理された。
なお、ここで7枚目の捏造写真を撮った。水袋が割れる前の、いわば証拠写真である。タイトルは『先生を襲う生徒』である。