〜游玄万玉日記〜
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第二章 相変わらずすげぇ焼肉

YMINORU HIDEKI U1LOW
焼肉テーブル
MAGIC MASA51

質問コーナーの前に、HIDEKIがファーストインプレッションの予想を発表することになった。

HIDEKI 「う〜〜ん。さっきの飲み会でこの話したんだけど、MAGICが出来るという人と、U1LOWが出来るっていう人がいたんだよなぁ。
でも、CHちゃんはMAGICはバカだからダメだろうって言ってたしなぁ。

MAGIC 「バカとは何か。バカとは。

MASA51 「俺はどうなのよ、俺は?

HIDEKI 「いや、MASA51の話は全くでなかった。

MASA51 「マジで!!!

HIDEKI 「じゃあ、とりあえず……1位 U1LOW、2位 MAGIC、3位 YMINORU、4位 MASA51かな。

MASA51 「ちょっと待て!! 俺チャンピオンだよ?

HIDEKI 「いや、でもあんまり出来るっていうはなし聞かないし。


というわけで、ファーストインプレッションでは

1位 U1LOW
2位 MAGIC
3位 YMINORU
4位 MASA51

となった。
もちろん、あくまで第一印象であり、最終決断は全く違う答えを出してよい。

では、恒例の質問コーナーに入る。

今回は、前回の13の質問をベースに、外馬であるHIDEKIがオリジナルの質問をいくつか投げ、参加者の四人がそれに対して回答していく。
前回同様、質問に正確に答える必要はない。本音とハッタリを交えつつ、外馬の予想を外しながら他の参加者にプレッシャーを与えていくのが正しいファイターのありかただ。
間違っても、口を滑らせて自分の点数を言ってしまわない様気をつけなければならない。


Q1 あなたにとって英語とは?

みな、もう十年以上英語をやりつづけている。全員SEだが、コンピュータ暦よりも英語のほうが長いのだから、もはやプロレベルと言っても過言ではないはずだ。
そんな、人生の半分以上をかけた英語に対する自分の熱い思いを問うてみた。

MASA51 「うっかりしてると出ちゃいますよね、英語。夢を英語で見る。分かります? 私は「翻訳の王様」を、頭の中の英語を日本語に訳すために使ってますから。
いきなり出たビッグマウス。確かに3ヶ月ぐらい英語圏にいると英語がそういう風に染み付くと言う話は聞いたことがあるが。。

MAGIC 「何ていうか、私は日本にいる前はアメリカにいたという事実がありますからね。第二の母国語って言うんですかね。
去年一週間ほどアメリカに行っていた話のことだろうか。物は言い様だ。

U1LOW 「嫌い。
シンプルだが、みんなの本音なのかもしれない。

YMINORU 「俺アメリカ人だし。ていうか、MINORUじゃなくてジェイムズだから。
ジェームズって誰だろう。アメリカ人のハイスコアが400点台という事実に、合衆国は何らかの対策を講じるべきかもしれない。


焼肉が来た。カルビとロースと壷漬カルビ、そして葱タン塩。

葱タンさすがにうまいね。葱を挟んで半分に折ったまま焼くのがポイント。
カルビもロースも、この店では「最低ランク」かも知れないが普通の店では最上レベル。
文句無しである。

ところで今回もまた、レバ刺は売り切れなんだそうだ。
こんな高級店で売り切れるとは言語道断な気がしてならないのだが、どうか。

その代わりに、牛刺を注文する。
実はそれも前回と同じパターンである。

さらに、ユッケと塩ユッケを追加。
塩ユッケとは何か。気になるメニューである。


Q2 あなたにとってジョジョエンとは?

少なくとも、今回は二度目以降の叙々苑であるはず。前回のバトルを超えて、ファイターたちの中に叙々苑と言う店がどう位置付けられたのか。
そして、その叙々苑に向かう態度から、今回のバトルへの執念を感じられるに違いない。

MASA51 「よく来ますね。個室で代金を払ったことはありませんね。
叙々苑は前回のバトルで来たっきりという話だが。相変わらず台詞に信憑性がない。

MAGIC 「個室で焼肉を食べるところ、ですかね。一切れの焼肉が昼飯より高いというイメージがあります。
叙々苑=游玄亭のイメージになっている。誤った解釈だ。

U1LOW 「普通の焼肉屋ですね。
毎回コメントが少ない。何か隠しているのだろうか。

YMINORU 「普通にうまいですよ。でも今度は、勝負抜きで楽しみたいですね。
楽しみたいですねと言うことは楽しめていないと言うことか。やっぱり前回に引き続き…?


焼肉に話を戻そう。

牛刺しうまいっすよ。
トロだよこれは、トロ。霜降りです。海原雄山が「生の牛肉にサシが入っているなど論外」みたいなことを言っていたが、全然アリでございます。
って、前回も同じ事を書いていることに今気づいた。

ユッケも中々です。
塩ユッケというのがちょっと珍しいのだが、これはこれで上々。

意外だったのが、追加で注文した「叙々苑サラダ」。
値段の割に、何かサンチュみたいな野菜しか入っていないのだが、ゴマ油をベースにしたドレッシングが大好評。

HIDEKIの主張で、豚足を追加注文。
「骨がないものですが、よろしいですか?」と来た。
豚足自体一度しか食ったことはないのだが、行徳あたりの安い叙々苑では骨付きだったらしい。
骨のついてない豚足はやっぱり珍しいのだろう。


Q3 焼肉は好きですか?

二回連続で焼肉対決になったわけだが、本当にみんな焼肉が好きなのだろうか。
こんな高級店で敢えて聞く、「焼肉は好きか?」という質問。ここからもスコアに対する執念が感じられるはずだ。

MASA51 「そりゃ好きですよ。国産ならね。
丁度巷ではBSEが大流行。吉野家も虫の息といった感じだ。MASA51はかなりそういうのを気にするタイプらしい。

MAGIC 「最近はあんまり焼肉行かなくなったけど、ここはうまいね。
游玄亭に行くと、牛角が今ひとつに感じられてきてしまう。頂点を極めてしまったものの虚しさがそこにはある。

U1LOW 「はい。
相変わらずコメントが少ない。これがバラエティ番組なら、次から出してもらえないかもしれない。

ジェイムズ 「最近は魚のほうが。。。次は寿司屋でやりたいかな。
何か、負け戦を戦い抜くとか、敗戦処理とか、別の意味での男らしさが感じ取れてしまう。もう意識は「次」へ向いているのか。


このあたりの質問から、外馬のHIDEKIが「こんな質問じゃわからねぇよ」と泣き言を言い始めた。
しかし焼肉に対する愛情を計らずして、予想などできるわけもないのだ。


キムチが二皿目に突入。
白菜キムチ、きゅうりのキムチ、大根のキムチの三点盛りなのだが、どれもこれも隙がなくうまい。絶品だ。
韓国で食ったキムチも相当うまかったが、ここのキムチはより万人受けのする(あまり辛くない)それでいて深いコクのある最高のキムチだ。

新メニュー・壷漬カルビは、基本的に骨付きカルビ系の歯ごたえのある肉で、長い塊をハサミで切り分けて焼く。
他に、エビやホタテ、野菜類やリンゴなど、様々な具材がタレの入った壷に漬け込んである。



Q4 昼食のメニューは?

今日大きなバトルがあるんだから、当然昼飯は控えてきているはずだ。
だが、昼飯をたくさん食って、夜の金額を控えてくると言う消極的な作戦だってある。
叙々苑バトルを意識せずに昼食を食った奴なんて一人もいないはず。どうよ実際?

MASA51 「カレーですね。1000円。
これは普通。というか、MAGICとMASA51はその昼茅場町のカレー屋で今日の戦いについて議論していた。

MAGIC 「カシミール。すごく辛いカレーですね。900円。
別にこの男にとって「すごく辛いカレー」というのは戦略でもなんでもなく単に好きなものを食っているだけである。小池さんに「お昼は何食った?」と聞く程度に愚問だ。

U1LOW 「カレーうどん。200円。
皆カレーづいている。やはりカレーはランチの合言葉か。だが、200円ってこの安さは何なのか。

ジェイムズ 「カルビ定食。1000円。
この男は昼の2時ごろ、得意げにチャットで「焼肉食ってきました」と話し掛けてきた。何かの作戦にも見えるが、意図がさっぱりわからない。


あらかた皿がなくなってきたところで、肉を追加。
上カルビ、上ロース、上ミノ、上レバーと並べる。
そしてキムチが3皿目に突入。サラダも追加だ。
はっきり言って、みんな値段を気にしていない。よっぽど自信がある人たちなのだろうか。

変わり物で、センマイの刺身を注文。どんなもんだろう、腸の刺身って。ちょっと抵抗あるが。

なお、前回同様ジェイムズ(YMINORU)「俺はミノが好きだ。安くて長持ちするから」と言っていた。
弱気発言と取るか、ただのミノ好きのカミングアウトと取るか、「MINORUだけにミノ」というネタと取るかは、外馬のHIDEKI次第だ。


Q5 スコアを見たときの第一印象は?

これが一番本音が出る質問じゃないだろうか。印象で大体のスコアは把握できるはずだ。
本音で回答していればの話だが。

MASA51 「こないだも言ったかもしれないが、「出ていいのかな?」と思いましたよ。みんなに悪いなと。
確かにこないだもそんなことを言っていた。だが、実際にハッタリではなかったのは前回のとおりだ。やはり今回も優勝をさらっていくのだろうか。

MAGIC 「まぁ、ボーナスの減りを心配しなくてよくなったかなぁと。
焼肉一回ぐらいでボーナスの減りが心配になるぐらいの薄給なのか。うちはそういう会社だ。

U1LOW 「ドンピシャ。
何がドンピシャだったのだろう。色んな意味に取れる回答ばっかりだ。

ジェイムズ 「ちょっとほくそ笑みましたね。にやりと。
これは、ある意味勝利宣言と取るべきなのか? 読めない。ちっとも読めない。


Q6 今までの最高点は何点ですか?

これは、HIDEKIのオリジナル質問。HIDEKIは全員の最高スコアを知らなかったのでここで再確認。ついでに、そのときの感想も聞いてみた。

MASA51 「600点。一年前の11月ですね。この日は寝不足で受験しました。
寝不足で受験したから、ポテンシャルはそれ以上というアピールだろうか。しかし、「寝不足のほうがスコアが高くなる」という実験結果も出ているらしい。

MAGIC 「600点。二年前の3月です。スコア見たときは、あまりのドンピシャぶりに感動しました。
これはこれで本音だろう。だが二年前の3月と言うのは、前回の叙々苑バトルよりさらに古い。実質賞味期限切れだ。

U1LOW 「550点。二年前の6月ですね。見たときは、「まぁこんなもんか」と。
二年前の6月がハイスコアだが、一年前の9月にどうだったのかと言う疑問が残る。繰り返すが、浮き沈みの激しい男なのだ。

ジェイムズ 「445点。二年前。感想は。。ちょっとうれしかったかな。
このスコアでちょっと嬉しかったYMINORUは立派だ。大物だ。しかも、445は最新のデータではない。ある意味結果は見えてきた。


第三章 史上最高額焼肉登場へ