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叙々苑バトル

〜游玄万玉日記〜

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序章 戦いの理由

ついにやってきた叙々苑バトルの日。

高級焼肉店として有名な叙々苑。その中でも、世界で4店しかないという最高峰の店、「游玄亭」に入るのである。


で、何がバトルなのか。
今夜は同期3人TOEIC(ビジネス英語のテスト。990点満点)を受験し、そのスコアで「叙々苑おごり」を賭けるという壮絶な戦いが繰り広げられる模様なのだ。

<ルール>
基本的なルールを説明しよう。
参加者は、TOEIC受験者3人と、その順位を当てる外馬2人の5人
受験者3人は今回受けたTOEICのスコアシートを持ってくる。彼らは自分のスコアしか知らない。

ルールは以下の通りである。

1位 焼肉無料
2位・3位 1位に焼肉をおごる
外馬 1位が誰かを当てればワリカン。
1〜3位の全ての順位をピタリと当てれば半額
外すと1割余計に負担


タダでさえ高級店として名高い游玄亭で、焼肉をおごると言うのは、それはもう大変なことになるに違いない。
そしてそれは確実に誰かの身に起こるのだ。TOEIC受験にも、予想にも力が入る。


<メンバー紹介>


ここで、参加者の紹介。ハイスコアは前回までのハイスコアである。
上の黄色の3人が、受験者で、下の二人が外馬。TOEICのスコアが高すぎて参加できない可哀想な二人である。

名前 ハイスコア 備考
SHINN 490 前回TOP。
腰の低さと謙虚さでは他に類を見ない男。従って、今回800点ぐらい取っていても謙虚な姿勢を取り続けると思われる。
「今週はただで焼肉が食べられるから、仕事にも精が出ますねえ」
MASA51 480 前回2位だが、TOPとの差は誤差の範囲。
ハッタリと過大な表現振りでは他に類を見ない男。従って、今回300点ぐらいでも余裕の表情を見せつづけると思われる。
「当日は昼ご飯を抜いて万全の体制で望みたいと思いますのでよろしくお願いします」
YMINORU 445 前回3位。しかし、彼がこの期間で一番勉強をしていた、と言う情報あり。今回の企画の幹事。常に何か企んでいるという雰囲気があり、油断できない。
「小職は電車代しか持っていかないのでそのつもりで...」
U1LOW 550 イベントよりも焼肉を楽しみに銀座まで出向いた男。
MAGIC 600 筆者。千葉ニュータウンからはるばる銀座まで出向く。最近暇なのか、賭けのルールを作ったり清算用のシートを作ったりしている。

第一章 バトル開始 へ