レッド
土地名 | ケンタッキー通り/インディアナ通り | イリノイ通り |
価格 | 220 | 240 |
土地のみ | 18 | 20 |
家1軒 | 90 | 100 |
家2軒 | 250 | 300 |
家3軒 | 700 | 750 |
家4軒 | 875 | 925 |
ホテル | 1050 | 1100 |
レッドは、使いこなすのもさほど難しくなく、威力も期待できる強力なカラーである。使い方さえ間違えなければ、十分トップを狙えるカラーなので、狙えるときは積極的に経営するようにしたい。
<メリット>
レッドはプレイヤーの止まる確率が高い(8カラー中2位)。オレンジのすぐ後にある、ということもあり、オレンジに匹敵する。当然ながらオレンジよりも攻撃力が高い。そのため、資金に余裕があれば、単純な力としてはオレンジに勝るとも劣らない性能がある。
また、チャンスカードの中には「イリノイ通りに進む」がある。このカードの存在を考慮に入れればオレンジよりもプレイヤーが止まる確率は高くなる。「確率」を重視すれば、レッドはかなり強力なカラーグループと言えるのだ。
<デメリット>
オレンジとの最大の違いは、家の建設費にある。家1軒の値段が150ドル、1.5倍ということは、家が立ち並ぶ速度も1.5倍ということだ。そのくせ、レンタル料はオレンジに毛が生えた程度。どうしても出遅れてしまう。
<戦略>
いずれにしろ、150ドルの家を建てつづけるには資金が要る。そのため、レッドが活躍するのはゲームが始まってしばらくしてからだ。家を建てる資金のメドがたたなそうな時はレッドに手を出してはいけない。
オレンジよりは性能的に劣るが、オレンジほどは警戒されない。家を建てる速さは確かに少々遅いのだがが、うまくすれば権利書は集まりやすい。結果として、動きが速くなることもある。
初心者との交渉の傾向から言うと、レッドとイエローの交換がうまく行きやすい。こちらがイエローを出し、レッドをもらうような交渉だ。額面の差額をもらってもいい。モノポリーは、一発の攻撃力に賭けるより、止まる確立にかけたほうが勝てることが多い。
レッドを集めているときは、「イリノイ通りへ行け」のチャンスカードがすでに出たかどうかを覚えていること。もちろん、家を建てるときはイリノイ通りからである。
レッドで戦っていると、どうしても家にお金がかかってしまう。そのため、現金に余裕ができることが少ない。背水の陣を敷きながらコマを進めることが多いので、どこかで突然ハマって壊滅状態、という可能性も高い。レッドを経営するときは、ボロボロになったときの逃げ道も考えておくべき。レッド自体の価値はゲームを通じて高いので、ライトブルーや鉄道などと交換して生き延びる方法を探そう。