ライトパープル

 

土地名 Stチャールズプレース/ステーツ通り バージニア通り
価格 140 160
土地のみ 10 12
家1軒 50 60
家2軒 150 180
家3軒 450 500
家4軒 625 700
ホテル 750 900

 

ライトパープルは、恐らく全てのカラーグループの中で最もマイナーな色だ。何故マイナーなのかは、後で書く。個人的には、どうもこの色を揃えようという気にならないのだが、マイナーゆえな地味な使い方もある。それを説明して行こうと思う。

 

<メリット>

まず、100ドルで家が建つ。これは全体から見ると安い。また、チャンスカードには「Stチャールズプレースに行け」があるため、意外な副収入&逆転の目もなくはない。

 

<デメリット>

家が100ドルかかる割には、ライトブルーに毛が生えたような攻撃力しかない。オレンジと同じ列とは思えない。また、止まる確率も低い。刑務所から出た人が止まる可能性もあるが、距離が近すぎるため大した確率ではない。このような理由から、あまり積極的に揃えようという人がいない。

 

<戦略>

このように、良い所なしのように見えるライトパープルであるが、考え様によってはそれが武器になる。まず、オレンジなどと違ってみんなあまり警戒しない。その結果、以外と安めに3枚揃ってしまう事も少なくない。オレンジ2枚より、ライトパープル3枚のほうが強いのがモノポリーである。家が建ってしまえば、弱いとは言えライトブルーを超える潜在能力があるのだ。「カラーグループを揃える」というモノポリーの原則という点から言えば、ライトパープルは優れたカラーであるといえる。

また、オレンジとの連携プレーも強力である。止まる確率の高いオレンジと、そのすぐ側にあるライトパープルを組み合わせる。レッドでは少々金がかかりすぎるが、ライトパープルならば家も建ちやすく、一挙にホテル地帯をつくることも可能だ。

その目立たなさを利用し、静かに忍者の様に水面下で計画を練り、意外性を狙って戦う、というのがこのカラーの正しい使い方なのかもしれない。だから、物件が多人数にばらけて、なかなか場が動かないような状況であれば、徐々に少しずつライトパープルを揃えてみるのはどうだろうか。

しかし、結局の所ライトパープルには決め手が無い。ライトパープルを経営しながらも、常に上位のカラーグループを狙って行った方がよいだろう。