グリーン

 

土地名 パシフィック通り/ノースキャロライナ通り ペンシルバニア通り
価格 300 320
土地のみ 26 28
家1軒 130 150
家2軒 390 450
家3軒 900 1000
家4軒 1100 1200
ホテル 1275 1400

 

グリーンは、破壊力は抜群だが動きの遅さのせいで、あまり高く評価されないカラーグループだ。しかし、使いどころさえ見つけられれば、非常に強力な武器になる。

 

<メリット>

グリーンの魅力はなんと言っても、攻撃力の高さだ。土地だけで26ドルというのは、鉄道1枚を越える。3枚揃えれば、家の無い状態でも50ドル以上の収入が見込める。

もちろん、家が建てば他のプレイヤーに大きな威圧感を与えることができる。家3軒で既にオレンジのホテルに匹敵する攻撃力を持ち、ホテルが建ってしまえば一人勝ちの可能性も高い。

 

<デメリット>

グリーンは敬遠される傾向が強いのだが、それにはやはり理由がある。

まず、家を建てる金額が200ドル。これが最大の理由だ。GOを通っても一軒しか建てられない。そのため、他のカラーグループをそろえている人に比べて圧倒的に進歩が遅れてしまう。

また、人が止まる確率が低い上に、「刑務所に行け(GO TO JAIL)」の直後に位置するため、さらに客が来ない。せっかく苦労して家を建てても結局役立たず的な印象を受けてしまうのである。

そもそも、物件の値段からして高く、そろえるのに多大な出費を要するため、その後家が建つという状況が作りにくいのだ。

 

<戦略>

やはりその値段から、ゲームが中盤から後半にかけてではないと、グリーンは活躍できない。それどころか、グリーンが活躍する前にゲームが終わってしまうことのほうが多いくらいだ。

ある程度モノポリーに慣れると、グリーンは定価で買わないほうがいい、ということに気づく。競売に出しても、定価まで上がることは少ない。だから、グリーンを集めようと思っても、競売で手に入れるようにしよう。誰も買わないし、定価でグリーンをそろえるような人はその先たいてい金欠になるので、あまり怖くない。

競売になりやすいと言うことは、ある意味では揃えやすいカラーグループとも言える。中級者にはグリーンは絶対に経営しない、という偏りすぎた考えを持っている人も多いので、うまく安く買いつけよう。資金さえあれば、グリーンが強力であることは誰も否定できないのだから。