〜宮中バトル〜

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第十三章 支払い

2000点パワーズ
ダル YMINORU 今Q
Team Ichiro S1LOW 回転テーブル マジ寺 Love☆涙色
U1LOW HIDEKI
Masa51 Magic
Mr.マジック


Masa51「会計お願いします!!

審判を要求する声が上がった。

そして恒例になるが、これが最後の質問だ。


「今回の叙々苑バトルの感想は?


■Team Ichiro
S1LOW「予想通りですよ全部。正直な話をすると、マジ寺さんにあそこまでは離されたのはショックで、勉強する気になった。今回は本当に悔しいと思った。
最初から最後まで予想通り。タッグ戦を提案してチームまで決めて、結果まで全て予想通りだとしたら、浪費癖があるか真性のMか真の漢かのいずれかだ。

U1LOWYMINORUに勝ったのがまぁ・・・それが一番良かったな。みんな良かったからそろそろ頑張ろうかな。
「目標低い!」「反省しろ!」などの罵声が飛ぶ。だが、色んな意味で今回バトルの立役者の一人であることは疑いようがない。スコアの平均は押し下げたが。

■Mr.マジック
Masa51Magicが頑張ってくれただけに、俺ももうちょっと頑張らなきゃなと。まぁ、俺が頑張ったところで。。ね。納得。やるよこれからは!マジ寺抜くよ!
喋りの多さは今回もTOPだ。これが全部英語なら今頃は。。。是非そのやる気を継続してもらいたいところだ。

Magic「俺も今回は行けたと思ったけど、LOVEと2000の伸び率を考えたら納得の行く答えだね。もうしょうがない!
正直な話、自分のスコアを見たときにMasa51が絶望的なスコアでなければ2位には食い込めると思っていた。だが、今Qとマジ寺の伸びを見るとすべて納得できてしまう。


■LOVE☆涙色
HIDEKI「俺はもう、何しろあの後留学してますから。今受ければ伸びてるはず。次は今Qに迫る伸び率を示したい。
確かに11月受験のTOEICが大会の対象だったらLOVE☆涙色が一位になっていた可能性はある。留学直後の試験をすっぽかすのは勿体なさ過ぎる。。

マジ寺「俺は俺とHIDEKIのスコアには満足してるけど、最後は今Qのスコアに驚愕したね。 俺キーマンだね。満足。
3人のハイスコアを抜き去った驚異的な伸びは影響力抜群。特に抜かれた側からすれば、今Q以上に衝撃だろう。

■2000点パワーズ
今Q「まぁ…大した飯じゃなかったかな。これで大金出すのはどうかと思ったけど、こういう結果でよかった。
勝者のみが口にできる強気の発言。だが、スコアだけでなく伸び率もTOPだ。誰にも文句は言わせないのがまた悔しい。

YMINORU「私は叙々苑バトル3部作の完結編としては最高の結果が得られたかなと。これからは打倒U1LOW目指して頑張ります。
寄らば大樹の陰戦法の優勝だが、3年ぶりのハイスコア更新も果たした。U1LOWを抜くのもあながち遠い未来ではないかもしれない。


Masa51今QYMINORUと同じチームじゃなきゃ、ここまでがんばれなかったんじゃね?

今QYMINORUとコンビじゃなかったら、申し込み間に合わなかった。「締め切り今日ですよ?」ってリンクまで送ってもらったから。

ダル「LOVE一位だと思ってたんだよね。実感として。

今Q「でも、全然安心できなかった。YMINORUのお陰だね。

Magic「何点取っても一位確定じゃないからね。

マジ寺「お前ら、全員今Q引き立て役じゃない?

今Q「本当、バトル出たら自慢になっちゃうかなと思ったから。

Masa51今Qのスコア、モザイクにしちゃおうぜ!YMINORUみたいに。

Magic「だな。。それにしても8ビットどころか10ビット立ちかねないスコアだ。

今Q「タイに行ったのが大きいね。二日目ぐらいでタイ人が何言ってるか分かったもん。

YMINORU「最初さ、今Qのリスニングだけ見て「やらかしたか!」と思ったんだけど。

(爆笑)

U1LOW「つーか俺たち、第一回から出てるのに、何でそんな新参者に負けなきゃいけないの!?

Masa51「屈辱だよな!

Magic「結局、YMINORUだけいい目見てるよな。















と、雑談が続く中、ここでついに死の明細到着!!






















果たして丸ビル36階の破壊力は・・・・・・???


















ダル「アレ・・・・これ、どこ見るんだ??
















明細書は来たのだが、見方が分からない。









分からないまま、勝った順に明細書を覗いていく。














結局、途中で店員を呼びつけて値段を確認してしまった。





















お待たせしました。











今回の支払額は・・・・・・・・・





























194,617円!!!




















桁が増えるとぱっと見て金額が分からない貧乏人の為に漢字で書くと













十九万 四千 六百 十七円!!!















9で割ると、一人平均 21,624円……!





第一回の支払額は、一人平均 13,400円。
第二回の支払額は、一人平均 19,316円。


確実に増えてはいるのだが、思ったより安上がりだった。。

金銭感覚がおかしくなってるだけ気もするが、実はちょっと安上がりになってるのは必ずしも気のせいではない。。




まぁそれはいいとして、支払金額は以下の通り。
改めて支払金額が35000円という事実を目の前にすると、やっちまった!感がいっそう高まる。

チーム チーム支払額 一人当たりの金額
2000点パワーズ 9,617 4,800
LOVE☆涙色 36,000 18,000
ダル(司会者) 10,300 10,300
Mr.マジック 70,000 35,000
Team Ichiro 70,000 35,000



かくして、領収書は2000点パワーズで申請した。
繰り返すが経費で落ちるなどと言う暢気な身分ではない。
正真正銘の自腹だ。





福臨門の歴史上、こんなふざけた領収書を書かせた客はいまい。
ちなみにこの領収書はYMINORU家の額縁に入れて飾られる予定だ。



かくして我々は、福臨門酒家の閉店と共に店を出た。


丸ビル36階の人影はまばらだ。


我々は丸ビル36階で今日一番アホな集団だったという自負がある。


アホではあったが、しかし-------------------------------------------

我々は知ってしまった。

この世界には一口7500円という世界があることを。

TOEIC840点からでもいきなりあんなスコアアップする蛮勇を。

己のキャラを放棄した結果、勝負に負けて試合に勝ってしまうしたたかさを。

英語力UPの為に留学したのに、帰国した瞬間TOEICをすっぽかす男がいることを。

ポテンシャルだけで3人のスコアをごぼう抜きしてしまう奇跡を。

勝利を確信して高級食材をガンガン頼み自爆する無鉄砲さを。

中途半端なスコアをも気にかけず、ただ強気発言を繰り返す自分への忠実さを。

期待されていないことに気づかないフリを演出するという高度な笑いのあり方を。

予想通りに企画して予想通りに敗北して予想通りに大金を支払う、破滅への片道切符の存在を。

そして、前日に依頼されていきなり司会者として福臨門に来店する無謀を。


得るものも失うものも沢山あった。

すべてはTOEICのお陰だ。

ありがとう、福臨門。



・・・もう会うことはないだろう。




























































































































































そして幻の14章への入り口がどこかに・・・?


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